Quantcast
Channel: 今里から美しい日本の朝ぼらけ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 100

[転載]神社

$
0
0

神社

出雲大社(神代創建、島根県出雲市
八坂神社(飛鳥時代創建、京都市
 
 
 神社(じんじゃ・かむやしろ)とは、神道の信仰に基づき作られた、恒設の祭祀施設。一方で神社によっては式年遷宮の習わしがあり(代表例は伊勢神宮)、必ずしも同じ社が恒設される物ではない。
 古くは社殿がなくとも「神社」とした。山、滝、岩、森、巨木など多く自然を畏れ「カミ」(=信仰対象、神)とみなしたのである。すなわち現在の社殿を伴う「神社」は、これら神々が祭祀時に御神体から移し祀られた祭殿があって、これが常設化した物だと考えられている。教会寺院といった礼拝堂や説法・布教する場とは趣が異なるのが特色である。
 
 現在では参拝用の施設の他に、結婚式の設備(斯様な近代的建築としては明治神宮外苑が顯著)などが造られることも多い。戦前にはいわゆる「国家神道」のことを単に「神社」と称した。
 
起源
 神社の起源は、磐座(いわくら)やの住む場所である禁足地(俗に神体山)などで行われた祭事の際に臨時に建てた神籬(ひもろぎ)などの祭壇であり、元々は常設のものではなかった。元来は沖縄御嶽(ウタキ)のようなものだったと考えられる。
 古代から続く神社では現在も本殿を持たない神社があり、磐座や禁足地の山や島などの手前に拝殿を建てるのみの神社(参考:大神神社石上神宮宗像大社)、全く社殿が無い神社(那智大社飛瀧神社など)がある。神社には常に神がいるとされるようになったのは、社殿が建てられるようになってからと言われる。また常設されるようになった過程に仏教寺院の影響もあるとされる。
 
 従って古社は何らかの縁起から御神体に近い場所に社殿を構える、越木岩神社は磐座の近くと云った具合に、事が必然的に多くなる。一方で新しく神社を必要とした場合、村が発生した時、適当な場所に分霊氏神を祀ることで造営した。
 由来は簡単に一括りとできないが、縁起から選ぶ(一族発祥の地、菅家遠流の地太宰府など)、清浄な場所を選ぶ(穢れを嫌うことから。明治神宮の造営候補地など)、参拝のしやすさ(二荒山神社は山頂にあったので別に社殿を造営した)で選ぶなど、種々の便宜が図られたと想像される(古い信仰における神への畏れよりも、人々が信仰対象を必要としたからである)。
 場所により社殿を海上・山頂、現代ではビルの屋上などに祀ることもある。
 
施設、設備
神社境内図
 
 神社の周りには鎮守の杜と呼ばれる森林があるのが一般的である(都市部などでないこともある)。御神木といわれる名木には、注連縄を結ばれているものもある。神社の入口には、境内と俗界の境界を示す鳥居があり、社殿まで参道が通じる。参道のそばには身を清めるための手水舎(手洗所)、神社を管理する社務所などがある。大きな神社では神池神橋がある場合もある。
 社殿は一般に本殿(神殿)・拝殿からなる。人々が普段参拝するときに目にするのは拝殿で、神体が安置される本殿は拝殿の奥にある。本殿と拝殿の間に参詣者が幣帛を供えるための幣殿が設置されていることもある。
 神社の敷地(境内)には、その神社の祭神に関係のある神や元々その土地に祀られていた神を祀る摂社や、それ以外の神を祀る末社があり、両者をあわせて摂末社と総称する。境内の外に摂末社がある場合もあり、それは境外社と呼ばれる。
 
 また、神仏習合が始まる奈良時代には神社の境内に神を供養する神宮寺(別当寺、宮寺)が建てられるようになり、それ以後、神社内に寺院が建てられることもあったが、明治初期の明治政府による神仏判然令(神仏分離令)により、神社と寺院は分離され、神社境内にあった五重塔や仏堂などは撤去され、僧侶と神官も区別された。

建物

 概ね宮大工による木造の日本式建築である。建築技術の変化や法律上の問題(耐震強度や防火)により、伝統的建築法だけではなく、一部で鉄筋コンクリート造が増えている(このことは寺やその修復時にもいえる)。前述のようにビルの中にある神社もあるので、必ず建物が日本風というわけではない。ただし、神体が安置される本殿の形は日本式建築である。
 
 神社は周囲が森で囲まれていることも多く、夜間は警備の目が行き届かないところもあり、放火事件も発生している。そのため、一部の神社では警備会社と契約して機械警備を行っている。防火や盗賊除けの神が鎮座する神社に警備会社のステッカーが貼ってあるのが見かけられることも多い。

神社の付属施設 

 本殿と神殿は別とされることもあるが通常は同一の物。絵馬は後世に馬の代わりとして奉納されたものである事から、絵馬殿のように時代によって共通な常設施設は変化するとも考えられている。摂末社は神社の規模によって存在しない。また本来の祭神(その土地の氏神)が祀られて居る事もある。
その他の共通施設も規模による所もあるので、以上は一定の目安である。
 
 
 イメージ 2
Ms Photography 結婚式の写真撮影
大阪、京都、和歌山、神戸、奈良を中心に全国出張
結婚式 / ライヴ写真 / マタニティフォト / エンゲージフォト / 七五三 / 各種撮影 /

ホームページ : http://www.mainstreetartco.com/
ブログ     : http://masterwildlifer.com
Facebook   :https://www.facebook.com/msphotography06
カメラマンFB  :https://www.facebook.com/masahiro.terakawa

転載元: 馬未栄会(大阪市立今里小学校)同窓会員


Viewing all articles
Browse latest Browse all 100

Trending Articles